診療報酬の収入はいつ計上すべきですか?

回答

blnak

診療報酬は原則、診療行為を行った日に収益計上しなければいけません。
但し、毎日収益計上するのは煩雑なため、毎月1日〜月末までの1ヶ月分を
レセプトで集計し、その金額をまとめて計上する方法が一般的かと思います。


よくある例

blnak

1・毎月、前月分の保険請求の計算が当月の6日くらいに終わるので、前月分の診療報酬を当月に収益計上しています。 一方、上記のような規定を定めていない場合は、年次有給休暇を活用して、夏期休暇を取得させることは可能です。

⇒収益計上の時期が1月ずれているのでダメです!!収益計上時期は診療月であり、請求月ではありません。

blnak


2・前月分の保険請求のうち、一部を翌月の請求にまわしています。

⇒ この場合もその請求を遅らせた部分の金額の収益計上時期が1月ずれているのでダメです!!あくまでも診療月(診療報酬を請求することが可能となる月)です。特に年末にこのような処理をすると加算税の対象になります。ご注意ください。 なお、調査で要注意な事例は「概算経費の基準の5,000万円を今年超えそうなので、12月分の一部を1月の請求にまわした。」です。

blnak


3・保険請求の過誤調整はいつ調整すればいいですか?

⇒ 過誤の減額はその減額の通知がきた月に行ってください。なお、過誤について再請求する場合は請求月に再度収益計上してください。

blnak


4・確定申告にあたり、11,12月分の診療報酬について、確定申告期限までに入金通知が来たので過誤分について収益を減額して申告した。

⇒ 基本的にこの処理はOKだと思います。但し、その減額した金額のうちに再請求できる可能性のものがあれば、それについては減額してはいけません。

blnak


5・その他、収益計上について注意点はありますか?

⇒ 診療報酬の窓口負担・自費診療については患者さんから現金で収受するため、税務調査では売上計上漏れ・除外がないか要チェックされます。 例えば、自費診療に係る仕入を納品書等で確認し、売上の計上金額が妥当かなど細かく確認されることもありますのでご注意ください。


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