「スタッフは自らを高めよう 全4回シリーズ 第4回」

いよいよ、この全4回シリーズも最終回となります。
『DBM語録』として、皆さんに伝えたいことを箇条書きにしました。


(1)入った以上最低3年間は石にかじりついてでも辞めないこと


面接だけでなく、なからず見学をして、「ここで働きたい」という思いが沸いてきたところに勤務することをお勧めします。 そして、入った以上安易に辞めることは絶対にしないと誓ってください。見学を通して見えなかったことも見えてきます。でもそれが当たり前。少なくとも3年は勤めましょう。
3年勤めれば良い点と悪い点がそれぞれ客観的に理解できるようになりますし、自分自身のそこでの役割もプラス方向に見出すことができます。 「石の上にも三年」なのです。

(2)歯科医療人としての誇り、プロの誇りは自分で作るもの


「面白くない」気持ちを顔と体全体で表明しているスタッフを見かけることがあります。 髪はお洒落っぽく垂らして厚化粧、ニコリともせずに仕事をしている。誇りのカケラも感じられません。
どんなに忙しく過酷な状況であっても誇りを失わない行動を取れる人間が素晴らしいと評価されるのです。
そして、 医療人として仕事をしているときの美しさとは、自分自身がその立場に相応しい身だしなみを作ることに誇りを持っていることです。 メリハリをつけてこそプロなのです。

(3)外部の人には勿論、仲間内に対しても気持ちのいい態度を取ること


患者に対してはいい表情ができるのに、内部のチームメイトに対してそれができない。
問題を解決するために、時間を取ってもらい理論的に言うことができない人がいます。
正当な手続きを取らず、気分の悪さを態度で表現しようとする。幼稚であると同時に卑劣です。ムカつくことがあっても仕事中は絶対に態度に出さないのがプロです。

(4)明瞭な返事と復唱を徹底して行ってみよう


「ハイッ」という切れの良い返事を必ずすること。 素晴らしい返事は周囲の関係者に必ずいい影響を与えます。
更に手短に復唱が行われると安心感は一層深まっていくでしょう。復唱は安全を守らなければならない業種、例えば鉄道会社や航空会社などでは愚直に行われています。

(5)ミーティング、朝礼は「自分が盛り上げる!」という気概を持とう


休憩時間は大騒ぎしているのに、ミーティングになると沈黙の集団になってしまう歯科医院があります。
必ず問題点を理解して臨むようにしなくてはなりません。 自分の意見を前もって整理しておき、必ず発言しましょう。

(6)自分にある能力を認識し、それを仕事に生かそう。生かすことも能力


アビリティ(根源的能力)とコンピテンス(社会的能力)を書き出し、日頃の自分を振り返り、 使い損ねている能力があれば、どのように活用しようと思うのか書いてみましょう。

(7)日々の少しの努力が教養を身に付け、『素敵な女性』を作り上げる


歯のことしか知らない人間に自分の生涯にわたる健康管理を頼もうとは思いません。幅広い知識や教養を身につけましょう。 朝刊のコラムを毎日読み、概要と感想を簡単にノートに書き、読めなかった漢字、分からなかった言葉、 知らなかった人名・地名を簡単に調べて書いておく。これだけを毎日実行すれば、1年間ですばらしい成果が生まれます。 『素敵な女性』は、自分の自由意志で内面から作っていくものです。そして必ず作ることができます。 頑張ってください。

この記事は、株式会社DBMコンサルティング発行「Management Club Report Aug.2010/Vol.89」 宮原秀三郎著「Monthly Opinion『スタッフは自らを高めよう』」の内容を一部抜粋したものです。




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