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筑波大学附属聴覚特別支援学校 歯科技工科【千葉県市川市】


本校歯科技工科は日本で唯一の聴覚障害者のための歯科技工士養成校です。

聴覚特別支援学校

学科・コースの紹介

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歯科技工科の特徴


本校歯科技工科は、全国の歯科技工士養成所のなかでも、聴覚障害教育の専門性を生かした歯科技工士教育および支援をおこなっている唯一の聴覚障害者のための歯科技工士養成校です。

一般の歯科技工士養成所のほとんどが2年制であるのに対し、本校歯科技工科は3年制で、1学年定員10名の少人数教育を行っています。

専門教科の充実の他、社会や国語といった一般科目を設定し、社会人として有用な知識の習得にもつとめています。様々な方法による情報保障およびきめ細やかな配慮により、聞こえない・聞こえにくい生徒が理解しやすい授業を行っています。

3年次に国家試験にほぼ100%合格しており、卒業時はほとんどが歯科技工関係に進路を決めています。

就職時および就職後は様々な問題における支援を行っています。また卒業後の歯科技工研修の場における情報保障の支援を行うなど、聴覚障害者の歯科技工士の技能向上のための支援を行っています。

【アビリンピックとの関わり】
本校歯科技工科は全国障害者技能大会(アビリンピック)歯科技工競技において1998年よりその運営に中心的に関わり、障害者歯科技工士の仕事に対する意欲と技術の向上に努めてきました。卒業生は過去8回の大会において5回金賞を受賞しています。

【国際交流】
歯科技工科は本校の姉妹校であるパリ聾学校の歯科技工科生徒と文通による交流を行っています。
(※現在聾学校に歯科技工科が設置されているのは、ヨーロッパではパリ聾学校、アジアでは本校のみです。)

また、韓国の歯科技工士養成所とも交流があり、韓国の学生が本校歯科技工科の見学に訪れています。

教育目標


歯科技工士として必要な専門教育および社会人として必要な教育を行い,社会に貢献できる人間の育成を目指す。

【重点事項】
(1) 臨床に応用できる基礎知識と技術の習得を図る。
(2) 歯科医療に携わる者としての自覚を促す。
(3) 職場適応ができるような能力を育て,協調性を養う。
(4) 社会人として自立し,自主的に行動できる態度を養う。
(5) 聴覚障害に基づく種々の困難を克服する力を伸ばす。

【学習形態】
(1) 学級(学年10名)を基準とするが,特別活動におけるスポーツ活動等においては全学年合同で実施。
(2) 3年次に国家試験のための個別指導を実施。

【卒業後の進路】
(1) 歯科技工所または歯科診療所に就職。
(2) 歯科大学附属病院の歯科技工研修科または他の卒後研修機関への進学。
(3) 歯科技工以外に就職(一般企業等)または進学。

【その他】
(1) 夏季休業中に見学実習(2年次に歯科医院で2日間),職場実習(3年次に大学病院等で10日間)を実施。
(2) PTA主催の講演会を年2回,年度末には全学年合同の特別講義を数回実施。

教育課程


本校歯科技工科では、3年制という特徴を活かし、基礎的な内容から臨床に応用できる内容まで、学生にとってわかりやすい、きめ細かいカリキュラムが組まれています

国語
読み書き(作文)や話し合い活動、発表等を通して、基本的な日本語能力を身に着けます。

社会
社会に出る時に必要な一般常識やマナー、障害や就労に関する基礎知識(福祉や助成、各種制度など)について学びます。

造形美術概論
歯科技工に必要な美的感覚を養うための知識と技法を学びます。

英語
歯科技工に関する英語を学びます。

歯科技工情報活用
コンピューターなどの情報機器の操作方法、情報処理に関する基礎的な知識や技術を学び、歯科技工分野における活用方法を学びます。

課題研究
歯科技工に関する課題を設定し、課題の解決を図ります。多くの時間は国家試験対策にあてられます。

歯科技工関係法規
歯科技工に関する法律を学び、歯科技工の業務を適切に行うために必要な知識を学びます。

歯科技工学概論
歯科技工の概念および口腔の機能や疾患等の概要について、並びに歯科技工の運営、管理、および作業環境について学びます。

歯科理工学
歯科技工に必要な歯科材料、機械・器具に関する基礎的な知識と技術を学びます。

歯の解剖学
歯の形態と構造について学び、口腔における歯牙の総合的な機能について学びます。また、歯の形態を各種素材に正しく彫塑する技術を学びます。
  
顎口腔機能学
顎口腔系、特に顎の関節の動きや歯の噛み合わせについて学びます。また、咬合器に関する知識と取り扱いについて学びます。

有床義歯技工学
総義歯および部分義歯の製作に必要な知識と技術を学びます。
  
歯冠修復技工学
詰め物や被せ物の製作に必要な知識と技術を学びます。
  
矯正歯科技工学
歯並びを矯正するための装置の製作に必要な知識と技術を学びます。

小児歯科技工学
小児歯科技工に関する基礎的な知識と技術を学びます。
 
歯科技工実習
基礎実習で学んだ技術を応用し、実際の臨床現場で必要とされる多くの技術を身に付けます。

選択必修
技工実習で学んだ内容の中より、さらに学生個々の希望等をふまえた実習を行い一層の技術向上をめざします。

特別活動
スポーツ活動、ホームルーム活動のほか、各行事における学生会活動などを行います。

よくある質問など

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Q.入学資格は?
A.高校卒業以上で、聴覚に障害を持っている方。
ご質問等あればお気軽にご相談下さい。

Q.軽度の難聴なんですが入学できますか?
A.個別に対応しているのでご相談ください。

Q.聾学校の経験がないのですが… 手話ができなくても大丈夫?
A聾学校の経験が無くても、手話ができなくても大丈夫です。
聾学校出身の人もいますし、普通高校を卒業した人もいます。
約半数の生徒は手話を知らずに入学してきます。
入学してから手話を覚えられるのでコミュニケーションの幅も広がります。

Q.学費はどのくらいですか?
A.入学金は2,000円、年間授業料は4,800円です。
その他の費用については諸費用をご覧下さい。

Q.授業はどのように進められていますか?
A.複数の教員が担当し、視聴覚機器や模型などと共に、手話も使い、わかりやすい授業を心がけています。
実習もやはり複数の教員がついてわかりやすい授業を心がけています。
常勤の教員は11名で、そのうち聴覚に障害を持つ教員が3名います。
その他、非常勤講師として近隣の歯科大学や歯科医院、歯科技工所などから教えに来てくださっています。

Q.見学はできますか?
A.学校見学や相談は随時受け付けていますので、ご相談下さい。
5月下旬に公開日(授業見学と体験実習)、7月下旬に体験講座(体験実習)を実施しています。

Q.技工科の建物はどんな感じですか?
A.実習室、講義室、作業室(鋳造・研磨室、石膏・重合室、ポーセレン室、図書・パソコン室)があります。

Q.歯科技工士どんな仕事をするのですか?
A.歯科医師の依頼を受けて、歯科用 補綴物(ほてつぶつ) や矯正装置等を作製、修理する医療職です。

Q.卒業生の進路について教えてください。
A.歯科技工所や歯科医院に勤務したり、更に高い技術を習得するために研修コースに進学したり、多くが歯科技工関係に進みます。
なかには一般企業に就職する人もいます。

Q.自宅から通学できないのですが…
A.自宅から通学できない歯科技工科の生徒の多くは、学校の近くにあるアパートで生活しています。
本校には寄宿舎もありますが、入寮は小学部生、中学部生、高等部生が優先となっています。歯科技工科生も定員に余裕があれば入ることができます。
他にも民間の学生寮から通学している生徒もいます。

Q.歯科技工士免許はどのように取得するの?
A.3年間の勉強を終えると厚生労働大臣が定める歯科技工士試験の受験資格が得られます。
国家試験の試験日は2月下旬の2日間。1日目は学説試験、2日目は実地試験(実技試験)です。
合格発表は3月中旬(千葉県の場合)に行われます。
その後、合格証書と免許申請の必要書類を住所地の保健所に届け出をして歯科技工士名簿に登録されてはじめて厚生労働省大臣の歯科技工士免許を取得することができます。

Q.私はあまり器用な方ではないのですが大丈夫でしょうか?
A.技工物は患者さんの口の中で使われるものですから芸術的な技術よりも、患者さんの生体に合った物を作るための理論に基づいた丁寧で正確な技術が大切になります。ですから、ことわざにもあるように「努力に勝る天才なし」です。

Q.職場などでの実地研修などはあるのですか?
A.2年次に歯科技工士が勤務する歯科医院で2日間の見学実習を行います。3年次には大学病院等で9日間の職場実習を行います。

Q.私は地元に帰って就職したいのですが、サポートしてもらえますか?
A.本校には北海道から九州まで全国各地から生徒が入学してきています。地元での就職を希望する場合は、ハローワーク又はその地域の大手歯科技工所、歯科技工士会、近くで働く卒業生の職場などを通じて職場開拓をしています。

費用や奨学金制度について

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諸費用(概算)



・入学検定料 2,500円
・入学料 2,000円
・教科書購入費  特別支援学校就学奨励費(※1)により無償
    入学時に約140,000円を一時納入していただきますが、後日全額支給されます。
・実習用具・白衣・金属等の費用(入学時) 実費 (約180,000円)
・授業料(年額) 4,800円
・実習費(年額) 60,000円
・PTA会費(年額) 12,000円
・宿泊学習費 実費 毎年の宿泊学習費は1回あたり約7,000円、
          3年次の見学旅行の費用は約80,000円です。
・国家試験受験料(3年次) 36,000円

※1 特別支援学校就学奨励費
特別支援学校や小学校・中学校の特別支援学級等で学ぶ際に、保護者が負担する教育関係経費について、家庭の経済状況等に応じ、国及び地方公共団体が補助する仕組みです。教科書代は全員全額支給されます。
高等部専攻科はその他、給食費(牛乳代)、通学費、職場実習交通費、寄宿舎生の帰省費、日用品費、食費が対象となります。

学校WEBページ

筑波大学附属聴覚特別支援学校 歯科技工科HP: http://www.deaf-s.tsukuba.ac.jp/sigika/index.htm

地図

千葉県市川市国府台2-2-1
JR総武線市川駅下車,北口のバス乗り場@「松戸車庫」行きのバスに乗ります。真間山下(ままさんした・七つ目の停留所)で下車,歩道橋手前左手の坂を登り切った所に学校があります。そのまままっすぐ進むと裏門,右手に和洋女子大の塀にそって進むと正門があります。


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