第1話 募集しても応募がない歯科衛生士 | 歯科衛生士のよくある話


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募集しても応募がない歯科衛生士

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〜ある診療所の院長S先生の話〜

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S歯科医院は静岡県にある、開業して20年、地元密着型の保険診療を中心とした歯科医院です。1日の患者数は15〜25人。ドクターは院長の50代男性のS先生1人、歯科衛生士はS先生と同年代のTさんが1人、あとは正社員の受付1人、パートさん2人といった人員構成です。

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 歯科衛生士のTさんは開業以来の正社員衛生士としてスタッフの中心的な存在でした。月火水金土と週45時間ほどの勤務時間をこなしてきました。お子さんは1人、20代前半で出産したことと、義理の両親との同居もあり、30代半ばには正社員で勤務する事ができました。お子さんもあまり病気もしなかったため、歯科医院を休むことはほとんどありませんでした。

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 Tさん自身、歯科衛生士の仕事は好きでしたし、S院長とも馬があっていたので60歳までは勤めようと漠然と考えていました。Tさんの患者さんの扱い、歯のクリーニングや技工物の調整などの手際の良さもあり、他に歯科衛生士さんが必要ありませんでした。

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 しかし、Tさんの一人暮らしの実母の病気を機に、S歯科医院のスタッフのバランスが崩れます。TさんがS歯科医院を辞めて、実母の介護に専念したいと申し出てきたのです。S歯科医院はS院長とTさんが阿吽の呼吸で切り盛りしてきた医院であり、院長にとってTさんは右腕同然でした。突然Tさんが辞めたいといっても医院の経営が困るS院長は簡単に許可できません。せめて次の衛生士が決まるまでと引き止めました。

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 S院長はハローワークや求人情報誌、歯科衛生士学校への求人票を直ちに行いました。歯科衛生はなかなか応募が来ないと周りの歯科医師仲間から聞いていたので2ヶ月は覚悟していました。

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 しかし、2ヶ月経っても応募は1件もなく、Tさんからあと1ヶ月でと期限を決められてしまいました。この間、今まで、良好な関係だった両者に感情的な衝突もありました。そんな感じで最後の1ヶ月過ごしたため、最後は喧嘩別れのような形となりTさんは退職しました。

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 Tさん辞めて3ヶ月、未だ歯科衛生士の応募がありません。応募にかけた費用も20万円を超えます。1日にみる患者数も15名以上見る事ができなくなっています。それでも未だ、S院長は歯科衛生がきてくれることを願って募集をかけています。
    歯科衛生士様の離職率はすごく高いです。
    拘束時間が長い、給与が安い、環境が悪い、その他歯科業界にもいろいろと問題があるかと思いますが、 その中でも、歯科衛生士様があってこその歯科医院です。 歯科医院としても急にやめられてしまうと、今の時代、歯科衛生士を探すのに、とても時間がかかります。
    いろんな事情がある中での退職となってしまいましたが、お互いに気分も悪くなりますし、退職する際には喧嘩別れなどないよう、慎重にということですね。